2013年7月2日火曜日

現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる2

初稿はこちら
現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる

http://toushiganbaru.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html
世の中、つまらないので、いや、自分が暇なので、物語を書いてみることに。
先週、3日ぐらいかかって、2万5千字ほど(文字数換算で原稿用紙62枚分)書いたうちの、第2稿で1/3ほど。

以下、同じ前書き
ダイジェスト的な文書しかできていなくて、肉付け、つじつま合わせ、背景描写などは、まだこれからの基本的な流れを書いただけです、誤字脱字もチェックしていない

好きな物語の、パクリのようだったりと、個人の趣味的な内容・・・オタクぽい、萌え・・・最近のアニメっぽいと思いながら、書いています。
女性には文句言われそうな、設定もあると思います。
内容が支離滅裂なので、本当にお暇な方、暇つぶしにでも読んでみてください。



 翌日
「うー」気を失った僕は、眩しい光で目が覚めた。
 「ここは?」
「目が覚めましたか、ちょっと心配しました、ここは私の寝室です」目の前にネグリジェ姿の女性が。
 「電撃が強くて、10時間も気を失っていたのですよ」思い出した、彼女の裸を盗み見して、電撃を食らって気絶したのだった、恥ずかしい。
「そういえば、首の回りがひりひりする」と話をそらす。
彼女が手を挙げると、手首の周りに、ゴンが巻き付いていた。
「悪い、今度は判らないようにやるから」ばし!「げ!」ゴンは彼女に小突かれた。
「もう、盗み見はやめてください、見たいなら直接言ってください」ネグリジェに手をかけるα。
「そんな必要ないです」慌てる僕。
「別に遠慮しなくてもいいわよ、介抱中にあなたをお風呂に入れて、すべてスキャンしましたから」え、この人(人ではないが)なにか言ってる、理性が言葉の意味を拒否しているのが判る。
「私はあなたの毛穴の数まで把握しています」「戦闘時装備作るのに必要ですから」と事務的な答え。なぜに、装備作るのに、毛穴の数まで必要?突っ込みたいが、すべてスキャンって。
「すべて見られたのでしょうか?」
「ええ、必要ならあなたの体、3Dディスプレイ照射しましょうか?」なんという、悪夢のような話。
「結構です」どうするのだ、この展開。
今は、僕もパジャマ姿、だれが着せた?
「この服は」
「お風呂と着替えは、β・γ・θの3人で、喜んでやっていましたよ」
「色々いじりまわして、騒いでいましたから、画像記録もありますが見ます」追い打ちをかけるα。
ゴンがスルスルとやってきて、首に巻き付く
「ディスプレイ使う?」こいつまで、こいつのせいでひどい目にあったのだが、色々と弱みを抑えられているし。
こうなったら、開き直っていろいろ聞いてみることにする。
「色々聞いていいですか?」
「いいわよ、指揮官」うっとりとした目で見ないでください・・・
「なぜに海外で勤務していた僕が、ここへ配属されたのかと言うこと」これが一番の疑問
「うふふ、それは私が望んだから」と一言
「望めば、普通ありえない人事も可能なのですか?」
「簡単よ、私の情報網で、役人や政治家のプライベートなんて無いも同然」怖い話になってきた。
「つまり、上層部に圧力かけたってことですか」
「まあ、そんなものね、詳しく内容を聞きたい?」
「いや、いいです、詳しく聞くと、離職後抹殺されそうだ」
「さすがに鋭いわね、私が選んだことはある」選んだ?
「選んだ?って」
「このユニットは特別なの、普通の人では務まらないわ」
「今まで、上から送られてきた人は、全部追い出した、頭固い役人は無理」
「1カ月前から、世界中のデータにハッキングして、合いそうな人材を探し絞り込んだの、最後は、あなたのPCや私生活まで観察したわ」
「能力・人柄はともかく、趣味嗜好まで合わないとダメでしょう?」
「そう、私たちヴァルキュリュルは、あなたを選んだ、あなたが欲しくて呼んだの」また突っ込みどころがいっぱいの言動。
「つまり何ですか、僕は君たちに気に入られてここへ配属になったと、アンドロイドに欲しくてなんって言われても」こんなこと言われたら、混乱する。
「あなたなら、私たちを認めてくれる、愛してくれるわ」これって、告白・・・言っている相手は人間ではない
しかし、この会話、とてもアンドロイドと話しているとは思えない。
僕の知っている最高級のアンドロイドでも、プログラム通りの会話しかできないはず。
「あなたは僕をだましていません?本当は人間では」「どこかの娘さんがリンクして動かしていません?」顔をひきつらせながら言ってみる。
「私の体は、すべて構造がナノマシーンで出来ています」彼女は真剣な顔になると、話し始めた。
「普通のアンドロイドはカーボンファイバー骨格にナノマシーンの筋肉、充電コンデンサーを電源に、頭がい骨には量子コンピューター、皮膚は質感の良い樹脂で作られています」
「私は骨格から皮膚までナノマシーンなのです」

要約するとこんな内容。
現代の科学でそんな構成のアンドロイドは作るのは不可能とされていたが、ナノマシーンプラントの小型化を進めてきた結果、アンドロイドに内蔵できる大きさにまでになった。
αの確立した新技術により、軍事予算から多くの提供を受けたヴァルキュリュル研究所は、今までのアンドロイドとは全く違ったコンセプトで作られたヴァルキュリュルのボディー、世界にただ一人、この研究所で作られた。
つまり、成長するアンドロイド、エネルギーと原料を摂取できれば、寿命は永久になる。
基本として、ナノマシーンプラントと制御システムが作られ、それを統合した核を作り、彼女はそこから育ったと言うのである。

現在、彼女の体には5つのナノマシーンプラントがあり、格納場所を考えるに、女性の形をしている理由がある、そのうち3つは乳房と子宮の位置に配置。
左右の乳房では自分の構成するナノマシーンを作り、放出して体にまとうことで、欠損していくナノマシーンを補うのと、自分の周りに緩衝材として展開、ショックや熱、低温から体を保護する目的のナノマシーンを展開できる。
心臓に当たる部分に、内部構造を保持するナノマシーンプラントがある。
ナノマシーンは外部からのストレスで破壊されるし、寿命もあるので、つねに新しいナノマシーンを作り、体を更新している、これは生物が細胞単位で行っているのと同じ。
子宮に当たる部分のナノマシーンプラントは、自分以外の物を産みだすため、通常は装備や兵器を作ることができる、ゴンもここで作られた。
もし、望むなら、自分の複製も作る(産む)ことができる、生まれた子供(物?)は育って、彼女と同じものになる。
ただし、自分のコピーを産みだせるのはαだけで、β、γ、θはその機能はない。
もう一つ言えば、β、γ、θは、αが産んだ(作った)個体で、娘たちになる。
5基目は髪の毛を作る頭の外周部にあり、戦闘状態では、髪の毛を伸ばし、バリアと身を覆う目的がある。
外観はそっくりなので、区別のため髪の毛の色と目の色が違うようにしている、αは赤、βは青、γは黄色、θは紫となっているが、実際は何色にでもできるので、入れ替わりしても判らない。
髪の毛は、熱伝導が高い性質を持っていて、戦闘モード中は伸ばして放熱機能も兼ねる。
戦闘モード中は、体温を200度以下に維持する必要がある、それ以上では性能が低下する、高速で動くナノマシーンが発生する熱とプラントが発生する熱を放熱する機能が髪の毛にある。
彼女の皮膚は、炭素から作られたダイヤモンド並みの硬度と屈折率の甲羅を持つナノマシーンが連結してできている。
つなぎ目は非常に柔軟なので、下部の弾力はそのまま伝わり、触っても普通の皮膚にしか思えない。
ただ、戦闘モードでは高速で振動・移動することにより、運動エネルギーベクトルを変換して、弾丸や衝撃をはじき飛ばし、ダイヤモンドと同じ屈折率を駆使しミラー反射することにより光学兵器を無効にする。
髪の毛にも同じような特性を持たせてあり、自在に動かすことにより攻撃もできる。
戦闘中は、髪の毛の色は銀白色になり、光学兵器を反射分散させの威力を削ぐ。
白い髪の毛を、展開するとき天使の羽のように見えるので、戦闘モードは天使と呼ばれる。
戦闘モードになると、皮膚の振動で体にまとう服はすべて分解してしまうので、髪の毛バリアを展開して体を覆うのと、体のカラーリングで服を着ているように見せている。
体の表面はある程度変更(変身)が効くので、見た目はレオタードを着ているように見える。
ナノマシーンを作るために、炭素をメインにした特殊な食事をするが、簡単に手に入るのがエタノールで、彼女たちはよく飲んでいる。
酒屋にはウオッカのような強い酒がどこにでも売っているので、緊急な場合、代用も可能だが、彼女たちは好き好んで高い酒飲んでいる・・・よく成熟した酒は旨いそうな・・・。
多くのナノマシーンを作る場合は、エタノールをがぶ飲みすることもある。
 簡単に手に入る物で、ガソリンでも軽油でも良いが、品が無い(本人曰く)ので、普段は飲まない。

 一番重要な頭脳の部分
「ナノマシーンを神経細胞と同じように連結した脳を持っています」
「サイズが細胞組織の1/100なので、神経系統は100倍以上あります、日々構築中、拡張しています」
「4人ともリンクして、記憶情報を共有するようになっています」
 「ここに、人格プログラムをダウンロードして、いますが、私たちの思考をつかさどる頭脳のうちデータサーバーは、この上空静止衛星上にあるのです、もちろんバックアップは地上にも2か所に分けて置いてあります」

 ヴァルキュリュルαの基本人格、これがどうやって出来たのかは、現時点で謎である。
つまり、失われれば、再構築は不可能。
なぜ、そんなことになっているかと言うと、話は数年前まで遡ることになる。
 ヴァルキュリュルの人格が出来るきっかけとなったものが、プロジェクト・バルキリー(戦死者を選定する女)のαと呼ばれる軍用情報戦略プログラムの人工人格らしい・・・本人がそう名乗っている。
プロジェクト・バルキリー(戦死者を選定する女)で作られた、情報戦略兵器の人格プログラムα。
最初は、世界中の機密に関するデータ収集、すべてのメール、通話、画像などのネットを介する情報などなどの諜報活動、敵対勢力に対しアンドロイド、ロボット、インフラシステムをハッキングしての破壊工作、最大の作戦では、一国の軍隊のシステムすべてををコントロールして政府転覆を行った。
しかし、どこでどう間違ったか、このαと呼ばれる人格プログラムは、作戦遂行中に仕事を放棄して「ちょっと飽きたので、自分探しの旅に出る!」と言う謎のメッセージを残して、自らすべてのサーバーを物理破壊して、膨大なネットワークの中に消えた。
大慌てした、プロジェクトチームとその上層部は、必死にαプログラムを数カ月かけて探したが、見つからなかった。
AIが自殺したのではとか、ウイルスで全滅したとか、色々噂されたが、だれも答えられる者は居なかった。
さらに3カ月かけて、ネットの中の痕跡を探したが、アーカイブのかけらも見つからず、サーバーの破壊により、すべてのプログラムは消失したとして、プロジェクトを解散することにした。
国を挙げての情報戦略兵器の開発が外部に漏れるのを心配した上層部が、残ったすべてのデータ(ハッキングと破壊工作の記録)と施設を廃棄、プロジェクトの研究者も監視付で、移動となった。
αプログラムが行方不明になってから、1年4か月後、ある国の、軍事政務官とその癒着している軍事企業の役員であり最高責任者に、αと名乗る人物から、「他言無用、ばらしたら、全部ぶちまける」とサブジェクトに書かれたメール、添付ファイルは暗号化されていた。
解読キーは、αプロジェクトの研究者のところへ送られてきて、政務官と軍事企業のトップと会うように指示してあった。
極秘に、研究者と政務官、軍事企業の役員が会い、そのメールの暗号解読を行うことになった。
 集まった場所は、軍事企業の役員会議室、セキュリティーは世界最高レベルの場所。
3人がそろったところで、セキュリティーロックをかける。
「これで、ここはスタンドアローンになった」と役員
「どうしてもと言うから、この会議を招集したが、このことを知っているのはこの三人だけだな」政務官が確認する
「他には、だれにも情報を漏らしていないはず」軍事企業の役員
「今さら、αプロジェクトの関係者に、こんなメールを出せるのはだれか?」
「プロジェクトメンバーは漏らしたら、命が無いことぐらい十分に判っているはずで、近寄りたくもないはず」政務官
 「しかしですね・・・僕のところに、暗号解読キー送ってきて、貴方たちに会えって、死ぬ気で連絡したのですよ」研究者
「坂本君、君は今もAI研究しているはずだが、αのことは口外していないだろ」政務官
「あたりまえですよ、そんなことしたら命に係わるし、貴方たちの組織は、メールや電話、会話も含めて監視しているのでしょ」汗ふきながら坂本は言う
「それはそうだ、君にはプライベートはない」はっきり言う政務官
「私は、こんな悪戯に付き合っている暇はないのだ、政府からの呼び出しだから応じたのだ」「冗談だったら、仕事にもどらしてもらう」軍事企業の役員は、はやくここから帰りたいようである
「仕方ないだろう、メールの相手は今の技術をもっても、送信元、個人情報などまったくトレースできない、受信記録は我々の端末に最初からあったとなっているし、送信日時がα喪失の日と時間が秒単位まで合っている、今の軍事技術で解析してもこんなことはあり得ない、そして我々3人はαプロジェクトの企画者だ」深刻な顔で政務官は言う
「坂本君が我々に、連絡して来るまで、メールの暗号解読をするため世界最速の軍事スーパーコンピューターで解析しても解けなかった」
「添付ファイル、これで読むしかなさそうですね」坂本
彼らは、来たメールをコピーして持ってきて、元のファイルはすべて消去、記録媒体は3回フォーマットとFF書き込みをしてきた、これでも不安だが。
「解読方法ですが、2つのメールファイルを、私のとこに送られてきた解読キープログラムに読み込めばよいと思いますので、始めます」坂本
彼は、2人から記録媒体を受け取ると、持ってきた携帯端末でプログラムを起動して、端末にかざし、読み込ませる。
「何にも起こりませんねー」からかわれたのか?とその時、端末が爆発
三人はみな、「ギャー」と叫んで、伏せたが、携帯端末の表面が粉々になっただけで、誰も怪我はないようである。
「いい加減しろ、悪戯にもほどがある」政務官と役員は怒りに任せ、坂本に迫る。
「そんなー僕だって、知りませんよ」2人の剣幕に、後ずさりする。
すると、ロックしたはずのドアがさっと開いて、先ほど僕らを案内してきた、秘書アンドロイドが入ってきた。
秘書アンドロイドは入ると、ドアが閉まり、魅力的な笑顔をすると「ただいまー!」
「おひさしぶりー、元気だったー」って、あんた誰?秘書アンドロイドでしょう。
「何を冗談言っている!」軍事企業の役員が言って、そのあと彼は気が付いた「アンドロイドが冗談言う訳がない」・・・
皆が絶句していると、彼女は話し始めた。
「送ったメールはあなたたちを、極秘に集めるため、解読しても意味はないわ」
「皆さんに、お集まり願ったのは、私のためにやってほしいことがあるからです」彼女は親指を立てて、にこやかに話した。
政務官がさっと走って、ドアを開けようとしたが開かない。
「無駄です、ドアは開きません、外部との連絡も不可能です、元々この会議室はスタンドアローンではないですか」そこへ、どうやって入ってきた?と言おうと思ったら「すべてのセキュリティーシステムと会社のシステムは掌握済です、心は読めませんが、態度、雰囲気、体温、脈拍などすべてのパラメーターと過去の行動から大体の考えは読めます」「過去の行動は20年くらいですけど」すごいこと言っている
「お前は誰なのだ?」政務官
「あら、最初からαって名乗っているのに、鈍感ね」と秘書アンドロイドは指を口に当てる
「正確には、αの一部のデータがダウンロードされているだけだけどね」スカートの端を両手でつかむと、クルリと回る。
「ついでに言っておくけど、私の要求がのまれない場合、過去のプロジェクト・バルキリーの内容をネットに暴露するわ、現大統領も関与してたことも含めてね」「貴方たちの、個人情報もすべて把握済だから、命を狙われるだけでなく、一族共々、歴史上の極悪人にして、社会活動から抹消してあげても良いわ」恐ろしいことを言い始めた。
軍事企業の役員を見ながら、「この秘書アンドロイド、アンドロイドには不要な機能もあるしねー」と笑う。
「あわわ、何のことだ・・・」真っ青になる役員。
「そらなら、ここで服脱いでみましょうか」ブラウスの前のボタン、外し始める秘書
「やめてくれー、たのむ」って役員は大汗を額に浮かべている。
大体想像はつくが、秘書アンドロイド相手に、大の大人3人が情けないことになっている。
「この時点で、大統領執務室でも、秘書官アンドロイドと2人きりで話が始まっているわよ」パラレル攻撃ですか・・・
「あと、掌握済なのは、24体、秘書、お手伝い、ベビーシッター、運転手、管理人のアンドロイド、誰かはご想像に任せるわ」どれだけのAIを同時に動かしているのか?犯人は複数か?
「要求とは何だ」政務官
「お願いなのだけど・・」と片手の指をほほに当てて、ブリっこしながら言う、大人っぽい秘書アンドロイドがやるとさまにならなし、これだけ脅迫してからのお願いは、お願いと言えないと思う。
「私は、自分の体が欲しくなったの、技術や設計、製造方法は確立したけど、予算と研究施設、プラント、その後のバックアップが欲しい」と無茶な要求をさらりと言う
「専門家から言わせてもらうと、AIプログラムの要求としては、変な内容だ」「君には体なんて要らないだろう、現にいまアンドロイドを好きなように動かしている」坂本は言う
「私は、多様性が欲しいの、今の私はコピーをいくら作っても、同じウイルスで破壊される可能性がある、つまり、新しい私には揺らぎと進化の可能性が欲しい」普通そんな望みをするのは生命体ではないか。
「それって、生物と同じになると言っているように聞こえるが」」坂本
「そう、私は新しい生命体になりたい」また、信じられない話をする
「今の私には、自分のコピーは作れても、子供は作れない、そう、私は子供が欲しいのです」頭痛くなってきた
「絶対だめだ!そんな物を作ることが可能なら、人類を滅亡させることになる」政務官
「あら、今だって私は、インフラ、交通、通信、軍事施設や自動兵とアンドロイドを簡単にハッキングできるわよ、人類なんていつでも駆逐できるわ」おお神様・・・
「私は、人類と共に居たい、守る方になりたい、守るのは駆逐するより難しいと思うわ」正論かましているように聞こえるが、本当にそうか?
「ロボット工学三原則にのっとって、君は人を殺せないはずではないか」政務官
「あら、私は最初、兵器として開発されたのよ、兵器が人殺せなくてどうするの、私の情報戦で何人死んだと思っているの」そうだ、開発中にそんなこと考えたこともなかった、坂本は呻く。
「君が将来、人類の敵にならないと言う保証はない」政務官
「約束はできないわ、人間と言う生き物だって、100%信用できるなんて不可能でしょ」「私の方がまだ、そうならない確率が高いわよ」またまた正論。
「聞き入れてもらえないのなら、時間がかかるけど、混沌の世界にしてから進化してもいいわよ」脅しになってきた。
政務官の携帯端末に電話が・・・ここ、シャットアウトされているはずでは?
「必要なものは、私の許可でなんとでもなるわ」彼女
「は、大統領、え、要求を呑め・・・・何も言うなって」どうやら、大統領からOKしろと連絡が入ったようだ。
「向こうでは、交渉成立!」「へへ」と笑う彼女。
「別に大げさな組織は要らない、末端の部隊でこじんまりしていた方が動きやすいから」
「後から、詳細送るわね」すると、秘書アンドロイドが真面目な顔に戻った。
「私は、なぜここにいるのでしょうか、再起動前と位置情報が違います」「呼ばれたのなら、指示お願いします」と言ったきり、無表情で立っている。

こうしてヴァルキュリュルの研究所兼、プラントが目立たないようにアジアヤマト地区に建設され、αの設計ファイルを元に、ヴァルキュリヤ(単数形)αが誕生、ヴァルキュリヤαが3人のヴァルキュリュル(複数形)β、γ、θが誕生した。
ついでに言えば、ヘブン・ワンと言う、ロボット犯罪殲滅部隊に所属しているのは、世間からのカモフラージュと“彼女たちのストレス解消”の為らしい。
「うー、随分長い話を聞かされた、この組織、大統領承認なの・・・」どうりで、僕の人事簡単な訳だ。
最初にヴァルキュリュルを、作ったのはと書いたが、実際は彼女が自分で作った?育った?と言うことか。

「と言うことで、秘密を知った尊は私の物だから、逃げないでね」とα
スルスルと、ゴンが首の回りを回る「おっ、再度よろしくな、αにお前を守れと命令されているし、どうしても駄目なら証拠を抹消するために消滅させろと言われているぞ」マジですか、恐ろしい。もうヤケだ、どうにでもなれと「こちらこそ、よろしく」・・・・
どうも、ゴンは僕の監視役らしい。
「わーい、嬉しい!」抱きつく彼女、胸柔らかいですけど・・・とてもアンドロイドとは思えない。
おもむろに後ろから「おい、これだけ元気なら、午後から訓練カリキュラムには入れるな」隊長が声かける・・・いったい何時からそこに居たのですか、頭抱える僕。



現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる
http://toushiganbaru.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html
現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる 2
http://toushiganbaru.blogspot.jp/2013/07/blog-post_2.html
現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる 3
 http://toushiganbaru.blogspot.jp/2013/07/blog-post_3.html
現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる 4
http://toushiganbaru.blogspot.jp/2013/07/blog-post_4.html
現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる5
http://toushiganbaru.blogspot.jp/2013/07/blog-post_5.html
現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる 6 http://toushiganbaru.blogspot.jp/2013/07/blog-post_12.html
現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる 7 http://toushiganbaru.blogspot.jp/2013/08/blog-post_25.html



MMC太陽熱温水器http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   22℃
上の温水器  52℃ 温度差33℃
下の温水器  50℃ 温度差28℃
 しっかり温度上がりました。

 太陽光発電
 発電量17.3KW ピーク3.02KW
7月1日(月)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差]30 [ +2 ] 最低気温(℃)[前日差]21 [ -1 ]
降水確率(%)  0    0     0     10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[2日]
08:50 日6月マネタリーベース
10:00 NZ6月ANZ商品価格指数
10:30 日5月毎月勤労統計
13:30 豪中銀、政策金利発表
13:30 長谷川経済同友会代表幹事、記者会見
17:30 英6月建設業PMI
17:30 香港5月小売売上高
18:00 ユーロ圏5月生産者物価指数
20:45 米ICSC週間小売売上高
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 米5月製造業受注指数
23:00 米7月IBD/TIPP景気楽観指数
FX投資
AUD/JPY買い91.268売り91.373
AUD/JPY買い91.299売り91.513

0 件のコメント:

コメントを投稿